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メディアはパラグアイを南米特有の個人技中心のチームと解説しているが、一郎は足りないと思っている…
南米には、強国ブラジルと、アルゼンチンがあり、いずれも個人技に長けている… しかし、個人技だけなら、ブラジルや、アルゼンチンの方が上で、勝つことは適わない… パラグアイは、強国ブラジル、アルゼンチンを破って、予選を突破してきた国で、個人技だけのチームでは決してない… パラグアイの特徴は、以前日本が目指した、高い位置からのプレス、攻守の入れ替えの早さ、連動した組織的な守備と攻撃、そして、どこからでもゴールを狙う個人技に、貪欲さとしたたかさを持っている… W杯予選リーグで日本が対戦したオランダ、デンマークは、高さや体格差を生かし、カメルーンは身体能力で勝負してきた… ゆえに、パスをする選手と、パスを受ける選手がはっきりしていて、意外に単調な攻撃をしてくれた… しかし、パラグアイはGK、CBを除く8人が連動して攻撃してくるため、捕まえることが難しい… しかも、遠目からでもシュートを放ち、こぼれ玉への反応も速い…プラス個人技… 3点4点取られてもおかしくない攻撃力を持っている… また、守備力はプレスに2人3人と人数をかけ、囲んでボールを奪う組織力を持っている… しかも、ボールを奪ってからの攻撃が速く、ブラジル、アルゼンチンに勝った事実は間違いなく実力である… では、どうやってパラグアイに勝つのか… それは、“走力”… 100m走ではなく、1万m走である… 囲んで奪いに来る相手には、ダイレクトパス、ワンタッチパスでボール回しをすれば、ボールに人数をかけた守備は、簡単に崩壊する… そして、8人が連動して攻撃してくる反面、カウンターに脆い… そう、パラグアイより多く動き、より多く走ることである… オフト監督から始まり今日まで、「10人の選手が1割多く動けば11人になり、2割多く動けば12人になる」という日本スタイルの原点、走るサッカーである… 本田のFKに目が行きがちだが、“走る”ことに技術は必要ない… 10数年走り続け、これからも走り続ける日本にとって、未来の可能性とこれまでの真価を問われる大事な1戦となる… がんばれ日本!…走れ日本!… 2-0で走り勝つ姿が観たい… パク・チソン自伝エッセイ「自分を捨てる:もっと大きな私のために」 PR |
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